友好都市 本巣市の「淡墨桜感謝祭」が4年ぶりに開催
越前市と友好都市提携を行っている本巣市(岐阜県)にて、4月5日(水)に「薄墨桜感謝祭」が開催されました。
過去3年間はコロナ禍で中断していましたが、今回、平成31年以来、4年ぶりの開催となったものです。
越前市友好都市推進協議会では、旧今立町と旧根尾村との間において、平成6年4月7日に姉妹都市の提携がされ、親善を深めてきたことにより、それぞれが合併し越前市と本巣市となってからも、友好都市として交流を深めています。春には越前市から本巣市へ「淡墨桜感謝祭」に、秋には本巣市から越前市へ「たけふ菊人形」に、それぞれ市民ツアーを実施しています。
今回の市民ツアーは、越前市商工会の山下副会長が団長を務め、約30名の方が参加されました。
今年は全国的に例年より開花が早く、本巣市名物の淡墨桜も当日は葉桜となっていましたが、桜や周りの景色を堪能するとともに市民交流を深めました。
越前市訪問団への歓迎式では、本巣市友好都市推進協議会の青木会長と本巣市企画部の林部長から歓迎のご挨拶をいただきました。その後、越前市訪問団への記念品の贈呈があり、山下副会長が訪問団を代表してお礼の言葉を述べました。
本巣市の淡墨桜は、日本三大桜の一つに数えられ、樹齢1500余年で、樹高17.3m、幹回り9.4mあります。
「蕾のときは薄いピンク、満開の時は白色、散り際には淡い墨色」になり、淡墨桜の名は、この散り際の花びらの色にちなんでいます。
期間中は一日平均約8千人の方が訪れるそうです。