眼鏡加工技術に伝統工芸を融合させた経営革新
事業者名 | 有限会社髙橋眼鏡 |
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URL | https://www.big-advance.site/s/170/1352 |
活用した施策 | 小規模事業者持続化補助金、経営革新計画 |
支援のポイント
昭和58年の会社設立以来、眼鏡枠の表面処理加工(吹付塗装)を主力とした事業を行ってますが、眼鏡業界はここ数十年、中国製を始めとした安価な海外製に押され、生産量が減少しています。また、業種を問わず、新型コロナウイルス感染拡大や原油・原材料価格上昇の影響を受けて、利益を出しにくい経営環境が続いています。
こうした厳しい環境の中、同社は、主力の眼鏡枠加工に並ぶ、もう一本の経営の柱を作ることが必要であると考え、商工会に相談がありました。
既に、眼鏡作りで培ってきたチタンの加工技術やノウハウを応用した「焚火台」や「鉄板」などの「アウトドア用の新商品」を開発していたため、まず、国の小規模事業者持続化補助金を活用して、自社ホームページの改修とECサイトを構築し、新商品を国内外に広く販売する環境を整えました。
新商品ブランド(ハイティス)ECサイト https://hytis.stores.jp/
また、自社ブランドによる新商品を拡充するため、金属製品に伝統工芸技術を組み合わせた「キャンプ用ナイフ」の開発を計画し、その事業計画について、経営革新計画を申請した結果、県の認定を受けることができました。
このように綿密に計画を進めたこともあり、新商品の売れ行きは増加傾向にあります。今後も、独自性が高い商品を市場に投入していくことで、国内だけでなく海外市場においても販路の拡大が期待されます。
事業者の声
補助金を活用できたことで選択肢が広がり、計画通りに商品開発を行うことができたほか、新事業の展開につなげることができました。
『HYTIS』の焚き火台は、スタイリッシュで、長く使える頑丈さ、拡張性が高く使いやすく、全てが揃います。焚き火をもっと楽しみたいと感じている皆様にピッタリの商品です。